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ふぃる
社会人として働きながら映画の解説や感想などを書いています。洋画や邦画など様々なジャンルの映画を見ます。

ネタバレなし『ターミナル』あらすじ感想!空港で繰り広げられる温かいお話

ターミナル 公式Facebook

2004年12月18日公開の映画『ターミナル

スティーブン・スピルバーグ監督の作品で、トム・ハンクスが主演を務めています。空港内に閉じ込められた主人公の心温まるストーリーになっています。

本記事ではあらすじやおすすめポイント、ネタバレなしで映画に対する評価や感想などを解説しています。

Contents

あらすじ

クーデターによって祖国が消滅してしまったヨーロッパのクラコウジア人、ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)は、アメリカの空港にて足止めを余儀なくされる。その足止めの期間は数か月にもおよび……。

Yahoo!映画

おすすめポイント

おすすめポイント
  1. 心温まるストーリー
  2. トム・ハンクスの人柄
  3. コメディ要素もあります

感想・解説(ネタバレなし)

4.0

評価基準について

良かった点・気になった点

トム・ハンクス主演の、空港から出る事ができない主人公が自分なりの生き方を模索しながら進んでいくヒューマン映画。ようやく鑑賞しましたが、心温まるストーリーと、面白いクスッと笑えるシーンもあり、とても良かったです。

今作ではトム・ハンクスが独自の言葉を喋っていますが、最初の方のうまく伝わらない感じがリアルで、もし自分外国であんなことになったら、ああいう感じなんだろうなと思います。

言葉が伝わらないって苦労しますが、それでも必死にもがき、そこから成長していくトム・ハンクスの姿を見ると、勇気づけられますし、自分も頑張ろうって思えます。

そんな人間的な部分を描いているのと同時に、言葉が伝わらない状況や、異国の地で一人という部分を活かしながら、コメディ的なシーンもあり、うまくバランスが取れていたと感じました。

特にディクソン(スタンリー・トゥッチ)が国に帰そうとするシーンで「祖国は怖いか?」と質問する所は笑いましたね。他にもいろんな場面で、ユーモアが効いており、適度な面白さが個人的には好きです。

空港の中でいろんな人と出会い、そしてみんなに好かれていく。まさに彼の人柄の成す所ではあると思いますし、絆が生まれていくシーンは映画の醍醐味の一つでもあります。

観ていて温かく楽しい気持ちになれるので、そういった方には是非おすすめしたい作品です。

今作はほぼ空港の中で撮影していましたが、舞台はアメリカのジョン・F・ケネディ国際空港。ニューヨークにある世界でも大きな空港です。

めちゃくちゃ混んでおり、映画の撮影なんてできるわけないと思う方もいるでしょう。実際はかなりの時間をかけて巨大なセットを作り、そこで撮影を行ったそうです。

中にある店舗や飲食店は本物と同じように作られており、劇中では吉野家も登場。ジョン・F・ケネディ国際空港に吉野家あるんだとびっくりしました。

エキストラにもその店舗の研修を受けさせたそうです。かなりこだわって製作されている事が理解できますね。

そしてトム・ハンクスはもちろんみんな知っていると思いますが、あの綺麗なCAさんは誰?と思った方もいるでしょう。実際に私もこれ誰だろうと思ってすぐに調べました。

彼女はキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。おっと。有名でしたね。どうりで美しいわけだ。彼女は『オーシャンズ12』で女性捜査官役として出演しています。

日本でもシャンプーのラックスのCMなどにも出演しており、意外と日本にも馴染みがありますね。

そして責任者であるディクソン。彼はスタンリー・トゥッチという俳優で『プラダを着た悪魔』『バーレスク』『キングスマン:ファースト・エージェント』『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』などに出演。

結構いろんな有名作に出演している俳優です。キャストにも注目ですね。

最後に一つ。この話は実際にフランスのフランスのシャルル・ド・ゴール空港に18年間も暮らしていたイラン人のマーハンという人物を基にしているそう。

実際に映画の製作者は彼の書いていた日記の映画化権を30万ドルで買い取りました。彼からしたらまさに地獄から天国でしょうね。凄いお話です。

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