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ふぃる
社会人として働きながら映画の解説や感想などを書いています。洋画や邦画など様々なジャンルの映画を見ます。

ネタバレなし『スノーロワイヤル』あらすじ感想!除雪車のカタログを読み聞かせるな

スノー・ロワイヤル 公式Facebook

2019年6月7日公開の『スノー・ロワイヤル

リーアム・ニーソン主演の全員除雪していく映画です。勘違いが勘違いを生みありえない展開になるストーリーを、詳しく解説していきたいと思います。

本記事はあらすじやおすすめポイント、ネタバレなしで映画に対する評価や感想などを解説しています。

Contents

あらすじ

雪の町キーホーで模範市民賞を受賞するほどの除雪作業員ネルズ・コックスマン。ある日、一人息子が地元の麻薬組織に殺されてしまう。マフィアの存在に気付いたネルズは復讐を開始。

彼は闇のキャリアで身に付けた特殊なスキルではなく、除雪作業で身に付けた土地勘と体力と犯罪小説で続んだ知識で一人また一人と敵を追い詰めていく。

しかし、敵対する麻薬組織の仕業と勘違いした彼らはその組織を襲撃。相手もその報復に出る。静かな田舎町で起きた久々の事件に、地元警察はテンション上がりっぱなし。

ネルズの戦いは、全てを巻き込みながら全く思いもよらない方向へと進んでいくのだった…。

スノー・ロワイヤル 公式サイト

おすすめポイント


おすすめポイント
  1. どんどん人が死んでゆく
  2. ブラックユーモアが面白い
  3. 除雪車のカタログ…

感想・解説(ネタバレなし)

3.9

評価基準について

良かった点・気になった点

リーアム・ニーソン主演の映画でまた巻き込まれる系かと思っていたのですが、今作はちょっと違います。

巻き込まれるのには変わりないのですが、彼は元暗殺者とか警官とかではなく、普通の一般人です。

その一般人がどんどん人を殺していくのですから、恐ろしいです。しかし映画の雰囲気は怖い感じではなく、アメリカ独特のユーモアの効いたストーリーです。

なので軽い気持ちで見れる映画だと思います。ストーリー展開も噛み合わない感じが心地よく、リーアム・ニーソン以外は勘違いに翻弄されますが、彼だけは自分の道を突き進みます。

今作では【淡々と人が死にます】しかもめちゃくちゃ死にます。映画が終わってる頃には、主要キャストはほぼいません。

人が死んだ時には十字架のマークと共に名前が映し出されます。それが何回も流れるので、後半にはもう何とも思いませんでした。また死んだかぐらいの感覚です。最後のシーンは予想外でしたね。忘れかけてました。

ダーティ・ハリー?

作中で警官二人がパトロール中に会話をするシーンがあります。女性の若い警官は、外で麻薬を吸っている青年を捕まえようとしますが、ベテランの男の警官が止めます。

いちいちそんな事でつかまえるんじゃないと。そしてこう言います。「ダーティ・ハリーになりたいか」と。ダーティ・ハリーって誰だ?と思った方もいるかと思います。

ダーティ・ハリーというのは、1970年代に製作された映画。

主演のクリント・イーストウッドが演じるのは、犯人を捕まえる為なら暴力行為もいとわない熱血刑事ハリーの役で、70年代を代表するアクション映画の一つです。

エルウェイ?マニング?

ネルズがギャングの【リンボー】を殺した時に、リンボーにこう聞きます。

エルウェイか。マニングか。最高のクオーターバックはどっちだ?

この二人はアメフト界を代表するクオーターバック【ペイトン・マニング】【ジョン・エルウェイ】の事であり、スーパーボウルなどで様々な功績を残してきました。

その後質問に対しリンボーは「エルウェイ」と答えます。

ネルズはリンボーを射殺。なぜだ?と少し笑ってしまいましたが、マニングが好きだったんですかね。

きっとどちらの答えでも殺す気でしたが、面白いシーンの一つです。

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