レディ・バード 公式Twitter
2018年6月1日公開の映画『レディ・バード』
映画『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/私の若草物語』などに出演しているシアーシャ・ローナンが主演を務め、彼女の学園生活を描いた青春作品になっています。
本記事はあらすじやおすすめポイント、ネタバレなしで映画に対する評価や感想などを解説しています。
あらすじ
レディ・バードと名乗り、周囲にもそう呼ばせているクリスティン(シアーシャ・ローナン)。高校生最後の年に看護師の母マリオン(ローリー・メトカーフ)と進学先を決めるために大学見学に行くが、帰りの車中で地元のカリフォルニア州サクラメントから離れて都市部の大学に進みたいと言ったことから大げんかになる。それ以来、母と衝突を重ねる一方、親友のジュリー(ビーニー・フェルドスタイン)とも疎遠になってしまう。
Yahoo!映画
おすすめポイント
- 青春の日常感
- 性や恋人、家族、親友の悩み
- 親子喧嘩はあるある
感想・解説(ネタバレなし)
3.8
良かった点・気になった点
青春って感じです。ストーリー自体は普通ですが、そこに詰まっている様々な要素が、おそらく経験した事があるだろうと思えるくらい、何気ないシーンがリアルです。
家族の問題。友人との問題。そして恋人との問題や性の問題。いろんな出来事を多感な学生時代に体験する事で、これからの人生が決まって来る。そういった部分を表現していたと感じました。
時間も約93分と見やすい時間。これだけの内容だとそこまで時間をかけすぎても、少し退屈に感じてしまうかもしれないので、短くしたことは良かったと思います。
かなり評価が高かったらしく、アメリカのレビューサイトでは批評家からのレビューが150件過ぎても100点だったらしく、評論家の間ではなかなかの数字ですが、まあそれだけ評価が高ければ普通に面白いですよね。
好き嫌いがあると思うので、落ち着いた展開の映画は好きじゃない人もいますから、人それぞれですが、私はアクションとかSFが好きなので、そこまで高評価と言うわけではないですが…
映画『レディ・バード』鑑賞
— ふぃる@自由気ままな映画ブログ (@film_studio3000) March 7, 2021
女子高生の日常の些細なことがうまく表現されており、あるあるという部分が多かったです。甘酸っぱい青春や親子でのやり取りはリアル。直前にブックスマートを観てたのでビーニー・フェルドスタインが出てきた時はびっくりました。シェリーのシェリー感は凄い。 pic.twitter.com/0ZXwSrCTRR
それに加えどこにでもあるような日常や、人との繋がなどをしっかりと表現していたので、青春映画が好きな方にはおすすめできる作品になっていると思います。
私が気になったのは2つ。まずは主人公のレディ・バードの兄の彼女の名前がシェリーなのですが、あれは完全に日本のタレントであるシェリーに似ていますね。まじでそっくりです。
そして演劇を練習しているシーンでは面白いおじさんが指導してくれるのですが、彼は日本でいう佐藤二朗的ポジションの人みたいでした。動きとか面白いです。
見どころを紹介
甘酸っぱい青春
学園生活に欠かせないのはやっぱり勉強…ではなく恋ですよね。まあ勉強も大事ですが。主人公の恋愛観はザ・女子って感じがして、共感できるかもしれません。
性的な悩みや現実。そして初めての経験など、恋愛的な部分は見どころの一つと言っていいでしょう。やり取りもリアルでクスッと笑えます。
母親との対立
今作では娘と母親が口喧嘩をするシーンがあるのですが、その様子がかなり日常感半端ないので、あるあるを味わえます。車でのシーンなんか最後は少しやりすぎましたが、それでも内容はどこにでもあるような感じ。
思春期なのでもちろん口論などはあるかと思いますが、その中でも本当は「相手に認められたい」や「自分を見てほしい」などの感情もあるかと思います。それを上手く伝えられてないだけです。
高校を出て大学に行く。離れ離れになる。そうなる事で気が付かなかった何かも見えてくるかも。そんな気持ちになれる映画になっているかもしれません。
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