ハドソン川の奇跡 公式Facebook
2016年9月24日公開の『ハドソン川の奇跡』
2009年に起きた飛行機着水事故を元に描かれた作品。監督はクリント・イーストウッド。主演の機長を演じるのはトム・ハンクスです。
本記事ではあらすじやおすすめポイント、ネタバレなしで映画に対する評価や感想などを解説しています。
あらすじ
2009年1月15日、極寒のニューヨーク上空850mで155名を乗せた航空機を突如襲った全エンジン停止事故。160万人が住む大都会の真上で、制御不能の70トンの機体は高速で墜落していく。近くの空港に着陸するよう管制室から指示がある中、機長サリーはそれを不可と判断し、ハドソン川への不時着を決断。事故発生からわずか208秒の事だった。航空史上誰も予想しえない絶望的な状況の中、技術的に難易度の高い水面への不時着を見事に成功させ、“全員生存”の偉業を成し遂げる。その偉業は「ハドソン川の奇跡」と呼ばれ、サリーは一躍英雄として称賛される――はずだった。
ハドソン川の奇跡 公式サイト
おすすめポイント
- 実話を基に描かれた内容
- トム・ハンクスの熱演
- 事故のリアルな状況
感想・解説(ネタバレなし)
4.0
良かった点・気になった点
これほど感動的な映画だとは思いませんでした。感動的といっても泣けるという意味ではなく、胸に熱いものがこみ上げてくるような、鳥肌が立つような素晴らしい内容。
前例を見ないほどの事故ですが、機長を始め、副操縦士や乗務員、乗客や救命士など、全員の力がなければ成せることができなっかった救出劇だと思います。
以前「奇跡体験アンビリバボー」で特集されていたことがあり、事件の様子などは知っていました。この映画と共に広く知れ渡り、日本人も言われれば覚えてるくらい知名度はあるかと。
奇跡体験というくらい、まさに奇跡の出来事ですし、映画化するにはもってこいのお話。それをトム・ハンクスが演じたことも良かった。彼の冷静かつ、みんなを助けたいという熱い気持ちが凄く伝わってきました。
映画『ハドソン川の奇跡』鑑賞
— ふぃる@自由気ままな映画ブログ (@film_studio3000) March 17, 2021
実話を基に描いた作品。胸に熱くこみ上げてくるものがあり、感動しました。トム・ハンクスの演技や、公聴会のシーンは好き。てかつい最近「ターミナル」を観たから、空港に閉じ込められた人が機長になってるみたいな変な感覚です。 pic.twitter.com/gDmm2iNcN7
映画に関しては、飛行機の中のシーンはそんなにありません。離陸直後の事故だったので。そこからの救助のシーンや、機長の公聴会のシーンなど、半分くらいは飛行機内や事故現場とは別の場所での映像でした。
飛行機映画と言うと、飛行機内での事件などを解決していくというイメージが頭に浮かぶと思いますが、今作は割とドキュメンタリー調。まあ実話を基にしていますからね。
特に公聴会のトム・ハンクスのセリフには感動しました。あんな事言われたら何も言えませんし、まじで半沢直樹的な雰囲気がありました。そりゃいいすぎか。
しかし心に刺さるというか、じわじわとこみ上げる思い。まじで名シーンの一つだと思います。ドキュメンタリーだとか実話だからなどの理由で観るのもためらってる人は一回観てほしいです。
てか副操縦士のジェフを演じたアーロン・エッカートはどこかで観た事あるなと思ったら『ダークナイト』でハービー・デント役だった人だ。ダークナイト面白いですよ。
『ハドソン川の奇跡』など多くの作品に出演するアーロン・エッカートが演じるのは、本作の舞台であるゴッサムの街から組織犯罪を無くすために活動する地方検事のハービー・デント!
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) September 28, 2019
最初は半信半疑だったブルースもハービーの正義感に何か思うことがあるようで✨#ダークナイト#ジョーカー公開記念 pic.twitter.com/7xrjLIi2aH
ハドソン不時着事故とは?
事故の名称は《USエアウェイズ1549便不時着水事故》2009年1月15日にシャーロット経由シアトル行のUSエアウェイズ1549便がニューヨークのハドソン川に不時着した事故になります。
事故が起こったのは真冬。着水時にはかなり温度が低く、乗客の安全が懸念されていましたが、すぐに警備隊や救命士が駆けつけてくれたおかげもあり、死者を出さずに済みました。
飛行機内での顛末はほぼほぼ映画の内容と一緒。機長の判断と副操縦士の冷静な行動により、無事に着水。これは本当に凄い事ですよ。
[映画ニュース] イーストウッド監督、“ハドソン川の奇跡”を起こした張本人を訪問した理由とは? https://t.co/4t9sXn7HKC #映画 #eiga pic.twitter.com/a9nRhqhwdZ
— 映画.com (@eigacom) September 23, 2016
もし太平洋の真ん中で着水していたら、たぶんみんな生還できなかったと思いますし、ハドソン川だからこそ起こった、まさに奇跡と呼ぶのが相応しい、そんな事故だったと思います。
映画の撮影に当たっては、本物のジェット機を購入。救助隊やボランティアなどの人たちは、可能な限り当時実際に救助に駆けつけた人物を映画に起用し、よりリアルさを追求しました。イーストウッド監督の拘りが窺えますね。
ちなみに映画の邦題は『ハドソン川の奇跡』ですが、原題は「サリー」。これは機長のニックネームから付けられたそう。日本人からしたらハドソン川の奇跡がしっくりきますね。
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