インターンシップ 公式Facebook
2013年6月7日公開の映画『インターンシップ』
ヴィンス・ヴォーンとオーウェン・ウィルソン主演のコメディ映画。巨大IT企業であるグーグルのインターンシップに参加した二人が、仲間と共にミッションをクリアし、進んでいくというストーリー。
本記事はあらすじやおすすめポイント、ネタバレなしで映画に対する評価や感想などを解説しています。
あらすじ
倒産した会社のセールスマンが巨大企業のインターンシップに挑む姿をユーモラスに描くコメディ作品。時計販売会社のセールスマン・コンビのビリーとニックは、スマートフォンの普及で時計が売れなくなってしまったため、突然会社倒産の憂き目に遭ってしまう。デジタル化の波に巻き込まれ失業者となった2人だが、ある日ビリーがとんでもないことを言い出した。なんと一流巨大企業“Google”のインターンシップ募集に応募しようというのだ。知識不足の自分たちには無理と反対するニックだが、ビリーに説得されインターンシップへ参加することに。しかし他の参加者は秀才のエリートばかりで、とても二人が太刀打ちできるような相手ではなかった。
Yahoo!映画
おすすめポイント
- おっさん二人と学生の絆
- 必死に頑張り共に進む姿
- 面接のシーンは笑える
感想・解説(ネタバレなし)
3.9
良かった点・気になった点
会社を解雇された男たちがインターンシップに参加し奮闘するという内容で、彼らの姿を見ていてなんだか勇気づけられるような気がしたのと、人との繋がりの大切さを教えてくれていたと思います。
まあこんないい感じに書いていますが、割とコメディ感もあり、面白く気軽に観れる作品です。
序盤はコメディ感が強く、特にインターンシップの面接を受けているシーンは笑いました。何とかごまかして難局を乗り切ろうとしている姿や、力技で相手を言いくるめる感じはまさにコント。
マジで意味が分かりませんし、五セント大の男がミキサーの中にいる話は怖いくらい面白い。そういったコミカルな展開と、主演の二人を演じる彼らのキャラも良かったです。
映画『インターンシップ』鑑賞
— ふぃる@自由気ままな映画ブログ (@film_studio3000) February 8, 2021
職を失ったおっさん二人がグーグルのインターンシップに挑むという内容になっており、コミカルなシーンがあって見やすい。さらに仲間の大切さや人との繋がりも描いています。普段使っているグーグルって素晴らしい会社ですね。 pic.twitter.com/Lm1wkIRn7I
そして今作のインターンシップ先はあの天下のグーグル。オフィスも広く自転車で移動していたり、階段に人が集まって作業していたりと…とても自由で羨ましい。
ああいう感じのシーンを見てるとついつい自分の勤めている会社と比べてしまいます。何でもっと融通が利かないのか。昔の風習に囚われているのか。もっと視野を広げて柔軟な発想をしていただきたいもんですね。
話は逸れましたが、グーグルでのインターンシップはチーム戦となり協力して様々なミッションをクリアしていくという方式です。一番優秀なチームがグーグルの正社員になれるという設定。
しかしパソコンもろくに触れない主人公のおっさん二人は、周りから敬遠されます。そりゃそうだよね。周りは優秀な学生ばかりですから。しかし彼らは諦めません。
持ち前の明るさとみんなと仲良くなれるコミュニケーション能力。これらを駆使してチームの団結力を高めていきます。確かにいくら優秀でもコミュニケーション能力が欠けていれば思うような成績は残せませんからね。
でもグーグルレベルのIT企業だとそんな感じではないのかも。日本が異様にコミュニケーション能力にこだわっているだけで、やっぱり能力も重要ですよね。
おっさん二人もチームの団結力を高めながら、プログラミングの勉強もしているので、影ながら努力している場面も。
後半はそういった少し落ち着いた展開になっており、失敗や挫折、今まで経験したことの無い体験をする事で、一歩ずつ大人に成長する。人間の内面的な場面も描いています。
若者はちょっとひねくれていたり、自分に素直になれない所があるかもしれませんが、おっさん二人がいる事で、その殻を破るのを助ける役目になっていたと感じました。
最後はやっぱり最高の流れでエンディングを迎えますし、面白く楽しい気分になりながらも、インターンシップや就活などの大変さや人間的な部分もあり、少し仕事で悩んでいる方にはおすすめです。
エンドロールもグーグルの画面をアレンジしたような映像になっており、そういったこだわりも感じられます。
てか映画の引用が多くてアメリカっぽいなと感じましたが、我々世代でもわかるような『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のビフ・タネンや『ターミネーター』などが出てきてかろうじて理解できましたが、80年代の奴はよく分かりません。
ビフ・タネンはその名前が出る前に似てるなと思っていたら、その名前が出たので自分でも驚きました。たぶんそう思った人はいるんじゃないでしょうかね。
『フラッシュダンス』
— WOWOW総合 (@WOWOW_SOGO) March 11, 2019
3/11(月)よる9:00⇒https://t.co/vU27uzHCmj
主演の #ジェニファー・ビールス が一躍世界的スターになった青春映画。昼は溶接工、夜はバーのダンサーとして働くヒロインが、プロのダンサーを夢見て奮闘する姿を描く。#wowow #フラッシュダンス pic.twitter.com/hhf7mCkLcj
他にも『ハリーポッター』や『X-MEN』など…特にX-MENのチャールズ・エグゼビアの下りは笑いましたね。彼は『X-MEN』に登場する車いすに乗った人物。
\おさらいX-MEN/
— 最後の『X-MEN』 (@XmenMovieJP) May 10, 2017
『X-メン』(00年)
チャールズ・エグゼビアが設立した、ミュータントのための学校「恵まれし子らの学園」で、X-MENたちはプロフェッサーXに導かれ、来るべき脅威に備えていた。 #ローガン pic.twitter.com/UrQlLBBI20
そういったパロディ的な部分も楽しめる要素の一つです。
グーグルの創業者がカメオ出演?
今作になんとグーグルの創設者の一人であるセルゲイ・ブリンが出演。
彼は最後にみんなが別れた後に、ビリーとニックが歩いている所に通りがかり「おめでとう」と言っている青いシャツを着た男性。まさかのご本人登場です。
ビリーとニックが「どうもボス」と言っているセリフは、まじのボスだったんですね。
自動運転と手動運転を切り替えられる車を前向きに考えていると述べたグーグルの共同創業者セルゲイ・ブリン氏⇒グーグル自動運転車、「運転の喜び」は温存か http://t.co/gqnePytOZi pic.twitter.com/OOQdDpQfeD
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) September 30, 2015
グーグルの創設者はもう一人ラリー・ペイジという人物がいますが、彼は出演していないそうです。
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